印鑑登録(1)
住民課窓口係(71-2323)
(広報掲載 99年2月号)
99年3月号
印鑑登録とは
不動産の登記、自動車の登録、公正証書の作成などをするとき、法令の規定に基づいて提出を義務づけられているものに印鑑証明があります。印鑑証明はこのほか、国民の権利義務の発生・変更を伴う行為について広く利用されているのが現状です。
こうした状況を踏まえて、印鑑の登録・廃止の手続きについても窓口では厳正・慎重に取り扱いをしています。そのため、簡単にできると思って来られる住民の方と窓口職員との間でトラブルが起こることがあります。
いま一度、印鑑登録の重要性を再認識していただきたいと思います。
印鑑登録は誰でもできるのか
甲西町に住民登録もしくは外国人登録をしている人で、15歳以上の人(禁治産者を除く)であれば登録できます。
どんな印鑑でも登録できるのか
登録できる印鑑には制限があります。ご注意下さい!
- 住民登録または外国人登録の氏名、氏または名であらわしているものであること。
- 印影の大きさが、一辺の長さ8mm以上25mm以下の正方形に収まるものであること。
- 登録できる印鑑は一人1個(夫婦や親子であっても同一印鑑で登録することはできません)。
- 次のような印鑑は登録できません。
- 変形しやすいゴム印やプラスチック製のもの
(温度の変化で膨張・収縮しやすい、擦り減りやすい、欠けやすい)
- 氏名の一部または輪郭が欠損していたり、印章が逆に刻印しているなど印影を鮮明に表しにくいもの
(押印の際、圧力のかけ方によって印影が変わるため)
- 合成樹脂プレス製の印や三文印
(だれもがいつでも容易に手に入れることができる印鑑は、大量生産されているため、類似のものも出回っている。印影の違いを判断するのが困難なため)
印鑑登録の申請
窓口では、印鑑登録の申請があった場合、本人であること、本人の意思に基づいた申請であることを確認します。
実印の登録は大切なものですから、申請の際は必ず本人が役場の住民課窓口係へお越しください。ただし、下田地域に住民登録をしている人(外国人は除く)は下田出張所での登録となります。
やむを得ない理由(疾病など)で本人申請ができない場合は、委任状を添えれば代理人のかたが申請することができます。
本人が申請する場合
次のものが必要になります。
- 登録する印鑑
- 身分証明書(運転免許証やパスポート、外国人登録証など顔写真の貼ってある官公署発行のもの)または、保証書(甲西町で印鑑登録をしている人によって申請者が本人に相違ないことを保証された書面。保証人は印鑑登録証と実印を持って申請者と一緒に窓口へお越し下さい)
※本人を確認できるものがない場合は照会書を送付しますので、内容を確認の上、後日その回答書を持って印鑑登録証を受け取りに来てください。
代理人に依頼する場合
代理人は、代理人選任届(委任状)と登録する印鑑、代理人の印鑑をご持参ください。本人宛に照会書を送付しますので、後日その回答書を持って印鑑登録証を受け取りに来てください。
次回も印鑑登録に関する手続きについてです。
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